2024年6月29日に小倉記念病院で開催された第43回福岡ISLSコースは、大成功のうちに終了しました。今回は特に、受講生30名とファシリテーター25名を含む、医師、看護師、救急隊員、救命士、看護学生など多職種の医療従事者が参加しました。
主な内容とハイライト
講義: コース前に提供されたeラーニングを基に、脳卒中初期診療に関する最新の知識が共有されました。GCS(Glasgow Coma Scale)やNIHSS(National Institutes of Health Stroke Scale)の評価方法に重点を置いた実践的なプレ実習が行われ、参加者の理解を深めました。
実技セッション: 午後からのセッションでは、意識障害やNIHSS評価を含む4つの異なるブースで模擬症例を用いた実技トレーニングが展開されました。これにより、実際の症状への迅速な対応能力が鍛えられました。
参加者からのフィードバック
受講生とファシリテーターからは、実技トレーニングの臨場感と実践的な学びの場として高く評価されました。講義と実技のバランスが取れており、非常に教育的だったという意見が多数寄せられました。また、多職種間でのコミュニケーションと協力が促進されたと感じる声もあり、チームワークの重要性が再認識されました。
次回の予告
次回、第44回福岡ISLSコースは2024年8月24日に開催予定です。引き続き、最新の脳卒中診療に関する知識と技術を学びたい医療従事者の方々の参加を心よりお待ちしております。
この度のコースに参加されたすべての医療従事者、そして準備と運営に尽力された小倉記念病院のスタッフの皆様に深く感謝申し上げます。次回も福岡ISLSでお会いできることを楽しみにしています。